どんぐりによる一斉射撃
小学生のころの話なんですけど
毎日決まった遊び場所があって
友達と遊ぶ約束をしなくてもその公園に行ったら誰かしらいて遊んでいた公園があったんですよ
その公園で毎日のようにサッカーしたり、鬼ごっこしたり、とにかくたくさん遊んでいたわけなんですけど
ある秋の日、雨が降っていたんです
それでも僕は雨でも誰かしらいるだろうと、公園に行きました
けれど、そこには誰にもいなくて
誰もいないかぁって少しぼーっとしてたら
いつも遊んでいた友達が1人来たんです
2人になって
誰もこないね、どーする?なんて話していたけど
雨はやまなくて
雨降る中木の下で雨をしのぎながら少し話していたら
その友達が地面に落ちていたどんぐりを拾い始めたんです
自分で被っていた帽子に何十個もどんぐりを拾い集めて、拾い終わった何十個ものどんぐりを思いっきり空に向かって投げたんです
木の上まで
そしたら、その空高く投げられたどんぐりは落ちてきて
あたりにカンカン!って落ちていくんです
もちろんあたりに落ちていくということは自分たちにもそのどんぐりが降ってくるんです
そのどんぐりはとても硬くて当たるととても痛いんです
でも、その時は空から降ってくる大量のどんぐりがすごく楽しくて
今度は自分でもたくさんどんぐりを集めて、その友達といっせーのーで空に投げて
やっぱり空から降ってくる大量のどんぐりを体やら頭やらに受けて楽しんでいたんです
そうやって2人でどんぐりをひたすらに投げ続けていたら雨は止んで
雨が止んだらいつもの人たちもきて
いつものように遊んだんですね
このどんぐり遊びなんか楽しくなれるので
ぜひやってみてください!
ではでは!!